弱い僕からのラブソング

 

カーテンを突き破って僕を射す 朝の光

もう一度目を瞑ると広がり始める新しい世界

 

電車に揺られて君想う今

何ともない事を思い出す

 

「素敵な未来に連れて行ってあげる」

そう言って笑う君は強い

僕は何もしてあげられなくて俯きぎみで歩く

 

 

ここからは大丈夫と強がって背を向けた

突然の夕立ちの中溢れ出す君への思い

 

「私の未来にあなたが居なきゃ」

そう言う君が愛おしい

今まで見せた事のないような顔で

涙を流す君を抱きしめた

 

 

カーテンを突き破って

僕を射す 朝の光

十年後もこうしてられたら

世界中の誰より幸せだろう