ロングスカート

 

君はジャガーを掻き鳴らしている

私が隣に居る事には気付いていない

だけどそれでいい それでもいい

 

魔法が使えるなら君の心を私のものに

いつからそう願っただろう

叶うはずのないそんな願いを

 

ゆれるゆれる 夏の風にゆれる

ゆれてゆれて その先に明日が広がる

 

 

「会う日はいつも雨が降っている」

苦笑いをしてそういう君

どんな日だって君さえいればいい

それだけでいい

 

あの日が昨日のよう

私は似合わないスカートを履いて

いつまでも続くと思ってた

叶うはずのない願いばかりだ

 

ゆれるゆれる 夏の風にゆれる

ゆれてゆれて シャボン玉のように消えてゆく

 

 

ゆれるゆれる 夏の風にゆれる

ゆれてゆれて その先に明日が広がる

いつもいつも 閉じ込めていたけれど

今は今なら 伝えられそうな気がする

ゆれるゆれる 夏の風にゆれる

ゆれてゆれて その先に明日が広がってゆく