国道6号線

 

「4列に並んでお待ちください」

母さん 都会は人が多いよ

ちょっとしたルールを守れないだけで

はみ出し者だと噂される

 

でもね、悪い人ばかりじゃない

こんな僕にも友達が出来て

寂しい時には酒呑んで

みんなで朝まで歌うんだ

 

つづくよ どこまでも

道は続いてゆく

つづくよ どこまでも

君の知らないあの街まで

 

 

バスを降りると見えた夕焼けは

僕の背中を押してくれた

湿った地面蹴り上げて

人混みの中 歩き出した

 

大人になりたくないと思っていたけど

こんな大人ならなってもいいかな

酒に飲まれて今日を忘れる

また明日には日常さ

 

つづくよ どこまでも

道は続いてゆく

つづくよ どこまでも

君の知らないあの街まで

 

 

白と黒が折り重なって

鮮やかな景色を生み出す

僕にはいつでも帰る場所がある

君にまた会いに来るよ

 

つづくよ どこまでも

道は続いてゆく

つづくよ どこまでも

君の知らないこの街まで