通り雨

僕らに明日はあるのかい?

そう言って君はため息をついた

遠くの空を見つめて悲しそうな目をした

「明日が来たって僕らに未来があるわけじゃないよな」って

置き場のないこの思いは僕らの足元絡みつく

 

もう味のしないガムを噛み続けても意味はない

可能性0% しょうもない賭け事はごめんだ

 

待っていたってしょうがない

言い訳したって変われない

突然降り出した雨は僕に何か言いたそうだ

 

 

環状線をひたすら走り続けてるみたいに

出口のない道のりをいつまで進めばいい?

「お前だけが辛いだなんて思ったりするなよ」って

言われなくても分かってるよ

正解も不正解もないこの世界

 

打ちつける雨は何故か優しくて情けない

忘れかけていた思いは間違いなく今ここにある

 

もっと上手く生きたい

いつまでもそう叫んでる

突然降り出した雨よ 全て流しておくれ

 

待っていたってしょうがない

言い訳したって変われない

突然降り出した雨は僕に何か言いたそうだ

 

 

僕らに明日はあるのかい?

そう言って君はため息をついた

答えのない問題を作るのはやめにして

突然降り出した雨が止む頃 君と2人

決して平坦じゃないこの道を歩いて行きたい

歩いて行きたい